NEWS

お箸のこだわり。

日本人である私たちにとって、
毎日の食事に欠かせない道具といえば、お箸。

例えばある日、お弁当を持ってきたのに
「あっ、お箸忘れちゃった・・・!」

なんてことがあると途方に暮れますよね。
かく言う私、まさに本日忘れてきてしまいガッカリ。
スプーンかフォークは持っていたとしても、やっぱりお箸で食べたかった。
それくらい、「何を使って食べるか」って重要なことなんだなと改めて思ったわけです・・・。

「お箸で食べます、だって日本人だもの。」


ちなみに、世界の約3割の人が箸、4割が手食(てしょく)、もう3割がナイフ・フォーク・スプーンで食事をしているのだそうです。

メニユーによってはもちろんスプーンやフォークも使うけれども
やはりお箸で食べる国に生まれた以上一番しっくり来るし、子供時代に誰もが持ち方も教わるわけです。

炊きたてご飯とお味噌汁を前に「いつものお箸」を手に取る。
あの瞬間こそ、和食文化に生きるよろこび。


皆さんのお箸は、どんなお箸でしょう?

いつもの決まった自分用のお箸があるのはもちろん、食卓の雰囲気や気分に合わせて選んだりするのもまた楽しい。

当店でも素材や仕上げ、長さ、産地など様々なお箸が並んでおります。

こちらは東京のお箸職人による「木箸」。もう20年以上続くベストセラー。手削りによる凹凸が手によく馴染み、使いやすいんです。

一番上が「鉄木(てつぼく)」
その下の2つは「桜」。
木の色合い一つでも雰囲気が違いますね。
真ん中は竹に見立てた「節焼」。よく見ると削り方まで違うことにお気づきでしょうか?芸が細かい!

先端が細いのも特徴。
お米一粒までしっかり掴めます。

箸置きは山形鋳物「鋳心ノ工房」より。
「角」「桜」そして「鉄瓶」。
ずっしりと重いので食卓でしっかり鎮座して役目を果たしてくれますよ。

カラフルな竹箸は、京都 竹工芸の老舗「公長齋小菅」。
小菅家6代目を公長と称し、紀州徳川家11代藩主顕龍公に御用絵師として仕えたという歴史をもち、1898年に東京日本橋で創業。宮内庁、各宮家の御用達でもあります。

4~5年で成長し、農薬を使わないという環境に優しい「竹」
木の代替素材としても利用されるなど次世代の素材として注目されているそう。

塗りの美しさと、竹の素材感。細部のつくり。
色とりどりのお箸はご家族でぜひ。


そして取り箸もございます(下)。
竹工芸の技が堪能できる逸品。

ご覧ください、この「巻き」のうつくしいこと・・・!

漆塗りという選択肢もありますね。
こちらは山形「彩木工房まるもん屋」の塗り箸と箸置き。
珪藻土を焼いて粉にし漆で固めたもので仕上げる「蒔地塗り」という技法でキズも目立ちにくく優しい手ざわりなのが魅力です。

こちらは「樺の木先細」箸。
北海道産の樺の木をなんと1.5ミリにスライスして熱硬化性の樹脂を含侵、重ねてプレスするという工程で作られる、食器洗浄機もOKの丈夫なお箸です。
箸の表面は蝋で艶出ししているというこだわり。

墨味(すみあじ)と朱面(あかも)の二色は夫婦橋としてギフトにも。

様々なお箸、是非店頭で実際にご覧になってみてくださいね。
現在は和食器なども充実しております。
雨かとおもえば猛暑だったりと天気が不安定な季節。こんな時期はゆっくり屋内にてお買い物を。
ぜひ足をお運びくださいませ。


商品に関するお問い合わせはお気軽に。
GEA1/GEA2  0237-86-7730

hello@gea.yamagata.jpまで

ALL